2025年2月23日現在、Piコインは海外仮想資産取引所「OKX」「Bitget」「Gate.io」「MEXC」4か所に上場しています。日本円にするには、日本の仮想資産取引所に送金する必要があります。
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この記事では、暗号資産Piコインを海外の仮想資産取引所から日本の取引所へ送金する際に、効率よく手数料を安くする方法をいくつか紹介します。
❶送金手数料の安い通貨を選ぶ
各暗号資産ごとに送金手数料(ネットワーク手数料)が異なります。以下のように、一般的に送金コストが低い仮想通貨を選ぶと手数料を節約できます。
手数料が安い仮想通貨
- XRP(リップル):数十円程度
- XLM(ステラルーメン):数円程度
- TRX(トロン):1 TRX以下(数円~十円程度)
- ADA(カルダノ):比較的安い
- SOL(ソラナ):安価かつ高速
手数料が高い仮想通貨(避けるべき)
- BTC(ビットコイン):数百円~数千円以上(混雑時は特に高騰)
- ETH(イーサリアム):数百円~数千円(ガス代の変動が激しい)
- USDT(ERC-20):ETHと同様に高額
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XRPやXLMを使うと、数円~数十円で送金できる場合が多いです!
❷送金ネットワークを適切に選択
同じ通貨でも、ブロックチェーンのネットワークによって手数料が大きく異なります。
USDT(テザー)の場合
- ERC-20(イーサリアム):手数料高(数百円~数千円)
- TRC-20(トロン):手数料安(無料~数円程度)
- BEP-20(バイナンススマートチェーン):安価(数円~数十円)
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USDTを送るならTRC-20(Tron)ネットワークを使うのが安いですよ。
❸送金回数を減らす(まとめて送る)
送金回数が増えると、その都度手数料が発生するため、できるだけまとめて送金するのがコストを抑えるコツですね。
❹海外取引所の出金手数料を確認し安い取引所を利用
取引所ごとに出金手数料が異なるため、以下のような取引所をしっかり比較して、安いところを選ぶようにしましょう。
比較的安い取引所(例)
- Binance(バイナンス):XRP、TRXなどの出金手数料が安い
- Bybit(バイビット):XRPやTRXの送金が安価
- OKX(オーケーエックス):比較的手数料が安い
- MEXC(エムイーエックスシー):低コストで送金可能
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送金する前に出金手数料をチェックしておくことが大切ですね!
❺国内取引所の入金対応通貨を確認
送金する前に、日本の取引所が対応している通貨とネットワークを確認しましょう。
国内取引所では、XRPやXLMの入金に対応しているところが多いですが、TRC-20のUSDTには対応していない場合があるので注意が必要です。
国内取引所の対応状況
XRP | XLM | TRX | USDT (TRC-20) |
|
bitFlyer | 〇 | × | × | × |
GMOコイン | 〇 | 〇 | × | × |
ビットバンク | 〇 | 〇 | × | × |
OKCoin Japan | 〇 | × | × | × |
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送金前に入金可能な通貨・ネットワークを確認しましょう!
❻ガス代が安い時間帯を狙う(Ethereum系の場合)
ETHやERC-20トークンを使う場合、ネットワークの混雑状況によって手数料(ガス代)が変動します。混雑が少ない時間帯を狙うと、手数料を抑えられます。
- 混雑しやすい時間帯:アメリカ時間の昼~夜(日本時間の夜~深夜)
- 比較的空いている時間帯:日本の朝~昼
POINT
手数料(ガス代)とは、ブロックチェーン上で取引やプログラム処理を行う際に発生するネットワーク手数料のことです。
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ETHやERC-20を送るなら、日本時間の午前中が狙い目!
まとめ
Piコインを海外取引所から日本の取引所へ手数料を安く送金するなら
- XRP・XLM・TRXなど、手数料の安い通貨を使う
- USDTならTRC-20(Tron)ネットワークを利用
- 送金回数を減らし、まとめて送る
- 海外取引所の出金手数料を比較し、安い取引所を選ぶ
- 国内取引所が対応している入金通貨・ネットワークを事前に確認
- ETHやERC-20を使う場合は、ガス代の安い時間帯を狙う
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この方法を活用すれば、無駄な手数料を抑えて安く送金できます!